「どこ行ってたのよ?!」


  「ごめん、友華!保健室行ってた。
  ちょっと体調悪くて。。。」

  
  嘘、ごめん。


  「大丈夫なの?!」

 
  「どっか痛いのか??」


  「休まなくて大丈夫??」


  友華、漣、柊が心配して声を
  かけてくれた。。


  ごめんね。心が痛む。


  でも、これからもっと心が
  痛むことを言わなきゃいけない。


  悠樹は幸い練習行ってるし。


  今言わなかったらきっともう言えない。


  「あのね、拓人と付き合うことに
  なりました!!!!!」

 
  どんな反応が返ってくるかな。

  
  あきれられるかも。


  怒られるかも。


  でも、もうだめなの。。


  好きでいるのが辛くてどうしていいか、
  分からないんだ。



  あきらめたいの。


  「何で?!お前何考えて・・っ」


  怒った漣の腕を引いて言葉を
  とめたのは友華と柊だった。