「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!

  「いや、何でもないよ。
  悠樹は彼女とか欲しく
  ないの????」


  きっと今の悠樹に
  『悠樹は神崎先輩や漣に
  嫉妬してるんだよ。』
  何て言っても悠樹を混乱
  させるだけだろうから、
  何も言わないことにした。


  だけど、彼女を作る気が
  あるのかは気になる。


  「欲しくない。今は野球
  に集中したい。絶対に彼女
  を二の次にしてしまうだろう
  から彼女はいらない。。。」


  きっぱりと言い切った悠樹。


  悠樹は優しい。一番に想って
  あげられないなら付き合うべき
  ではないと思ってる。


  中途半端な気持ちでは駄目
  だと思っている。。


  「それでもいいと言ってくれる
  女の子がいたとしても???」


  悠樹は少し考え込んで、
  こんな返事をした。


  「自分が好きになった
  相手以外はそんな簡単に
  付き合えない。。。。」


  俺は頭を抱えたくなった。


  悠樹は馬鹿だ・・・・・・。


  頑固すぎる。たとえ今未来が 
  悠樹に告白したとしても、
  悠樹は自分の気持ちに気付く
  までOKすることはないだろう。


  未来は大変だなぁ・・・・・。


  未来と神埼先輩か。。。。


  ねぇ、悠樹。ぼーっとしてたら
  お姫様をかっさらわれるかも
  しれないよ????