「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!

  ガラッガラッ。


  美香さんが転校してきたコトで
  盛り上がってたクラスは一瞬で
  静かになった。


  ドアの方に視線を動かすと
  漣が立ってた。


  静けさの原因は漣??


  漣ってこんな恐れられてたの?!
  
  まあ、確かに冷たい目してるし、
  素行は不良なみだし、学校では
  全然笑わないらしいし・・・・。


  「ねぇ、、漣って怖いの??」


  小声で悠樹に聞いてみる。
  キャッチャーのコトはよく
  知ってるだろうし!!


  「ああ。喧嘩負けたことない
  らしいし、先輩たちでも恐れてる
  し、キレさせたら手に負えない
  らしいな。

  まあ、キレられたことないから
  実際の所は分からないけどな?」
  

  そりゃ悠樹にはキレないよ。
  好きな人だもん。
 
  
  っていうか、あたしは今まで
  こんな怖い人に平気で喧嘩
  吹っかけてたわけね。。


  命知らずだわ・・・・・。


  「未来、ちょっと来い。」


  って、、あたし?!


  「早くしろ。」


  「分かった!!ちょっと待って!」