【漣side】
「機嫌悪そうね?」
「あ?またお前かよ。」
ただでさえ苛々してる時に
この女に会うとかまじうぜぇ。
「その苛々は未来か新庄さんか
悠樹がらみだろうと思って。
基本他人どうでもいい主義でしょ。」
「だから何だよ?」
「未来がらみなら話聞かせて欲しい
と思って。あの仔一人で突っ走る
から。何かあったの??」
「別に。ただ今でも新庄と
一緒にいるみたいで危なっかしい
からそう言ったら『悠樹のコトは大丈夫』
とか言うから、うぜぇと思っただけだ。
あの女、人のことばっかりで全然
自分のこと気にしないだろ。見てて
苛つく。」
井上が少し驚いた顔をした。
「あら、意外ね。ちゃんと未来のコト
愛してるじゃない。
そうね。未来は鈍感だから、
自分に対して言われてるなんて
気付かないでしょうね。悠樹のコト
を心配してるって思ってるわね。
あの仔はホントに馬鹿よ。
自分が大切にされてるって
気付きもしない。未来のことを心配
してるって言わなきゃ気付かない。
時々それが歯がゆくて苛々することも
あるわ。それに何も話してくれない。
大切なことは何も。一人で抱え込む
のよ。だからあたしは何もできない。」
いちいち癇に障る女だが、
確かに言っていることは正しい。
未来については井上と同意見だ。
認めたくはねぇが。
「機嫌悪そうね?」
「あ?またお前かよ。」
ただでさえ苛々してる時に
この女に会うとかまじうぜぇ。
「その苛々は未来か新庄さんか
悠樹がらみだろうと思って。
基本他人どうでもいい主義でしょ。」
「だから何だよ?」
「未来がらみなら話聞かせて欲しい
と思って。あの仔一人で突っ走る
から。何かあったの??」
「別に。ただ今でも新庄と
一緒にいるみたいで危なっかしい
からそう言ったら『悠樹のコトは大丈夫』
とか言うから、うぜぇと思っただけだ。
あの女、人のことばっかりで全然
自分のこと気にしないだろ。見てて
苛つく。」
井上が少し驚いた顔をした。
「あら、意外ね。ちゃんと未来のコト
愛してるじゃない。
そうね。未来は鈍感だから、
自分に対して言われてるなんて
気付かないでしょうね。悠樹のコト
を心配してるって思ってるわね。
あの仔はホントに馬鹿よ。
自分が大切にされてるって
気付きもしない。未来のことを心配
してるって言わなきゃ気付かない。
時々それが歯がゆくて苛々することも
あるわ。それに何も話してくれない。
大切なことは何も。一人で抱え込む
のよ。だからあたしは何もできない。」
いちいち癇に障る女だが、
確かに言っていることは正しい。
未来については井上と同意見だ。
認めたくはねぇが。


