エモリエルは微笑し、永愛の気持ちを読んだように言った。 「瑞穂君は私のイトコなんです。放っておけません。今は彼の家でお世話になっているんです」 それを聞いていたクラスメイト達は、一様に驚いた。 「海堂とエモリエル君が、イトコー!?」 もちろん、驚いたのは永愛も同じだった。 (海堂君とエモリエル君が!?見た目とか全然違うのに!?えーっ!?) …1 アイドル的転入生…(終)