みんなでカラオケに入って飲み物や食べ物を頼む。一通りたったからか幹事であるなしのん兄が仕切って本格的?な合コンが始まった。
1人ずつ自己紹介をしていくけど、ハッキリ言って何も聞いてない。それよりパフェ頼んでいいかな。
でもさすがに怒られるか。だってみんなでわけあえないし……まぁいいや。こんなときじゃないとおもいっきり食べられないもんね。
さて、となると何にするか……定番のチョコもいいけどイチゴも捨て難い。あ、期間限定のマンゴーなんかもいいかも。
「ねぇ、なしのん」
「ん?というか兄貴の選出すんごくレベル高くない?!」
イケメンいっぱいでテンション上がるわ〜、と興奮しているなしのんに首を傾げる。
イケメンいっぱいって……あなたのお兄さんもいい感じのイケメンだと思うけど。絶対に女の人は放っておかないと思う。
なのにこんな合コンに出てるって……不思議だ。
それに、
「性格とか中身はともかく、桃も負けないぐらいかっこいいと思うよ?」
「あーうん、そうだよねぇ(みーなの基準ってあいつみたいなところあるからなぁ……だからみーなに想いを寄せているやつらは告白もできないんだよねぇ。そんな腰抜けこっちから願い下げだけど)」
「それよりなしのんはどのパフェ食べたい?」
やっぱり期間限定ってことでマンゴーがいいかな、と言うとため息をこぼされた。その気持ちは分からなくもないけど最初からタダごはんが目的だと言っているのだから黙認してほしい。


