続・幸せへの道のり

首の根っこを掴まれ連れて行かれたお見合い会場。

さっさと切り上げて帰ろう。

そればっかり考えていた。


扉を開け部屋に入る。


『初野潤です。本日はお時間いただきありがとうございます』


おきまりの挨拶。

でも今回はひとつ違う事があった。


顔を上げるとそこには絶世の美女がいた。


『あ、私、愛須霧奈です。よろしくお願いします』


化粧も濃くなく、何より媚びない。

しかも親の力に頼っていない。


そんな凛々しい霧奈に俺は一目で惚れた。