続・幸せへの道のり

その時、ピクリと指先が動いた。


「じゅ……ん?」


潤さんの方を見ておいてよかった。


「潤!」


泣きながら駆けていく。

そりゃそうだ。


何年も目が覚めなかった夫が動いたのだから。