8月9日月曜日 晴れ
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今日、バイトが終わって駅前をウロウロしてたら、偶然ナオキを見かけた。
私の知らない女の人と仲良さそうに歩いてた。
たぶん、私には気付いていないと思う。
わかってたけど…わかってたことだけど…
やっぱり、ちょっとショックだった。
でも、これでよかったんだって思う。
私は恋をしちゃいけないんだ。
自分は幸せになれても…相手を幸せに出来ないから。
その後、路地でいろいろ考えてたら、あの人が私を見つけてくれた。
そして、優しく声をかけてくれた。
でも、どうして?
あなたは美貴と付き合ってるんでしょ?
それに、私には恋をする資格はないの。
だから、私はなおさらきつく言ってしまうんだよ。
「早く帰んなよ」って。
だけど、本当は嬉しかった。
私があの時一度も振り返らずに、あなたに背を向けて歩いていったのは、涙を見られたくなかったからなんだよ?
知ってた?
千鶴

