ありがたく頂こうと手を出すと、メロンパンは目の前から消えた。 どこいった…あ!あんな高くに! メロンパンは、近江 佑樹が高く掲げていた。 私には届きそうにない。 「欲しかったら、俺の名前下で呼べ。」 「いや、なんで呼ばなきゃいけないんですか。」 「意味はない。」 「じゃあ別に…」 名前で呼ばれて一体近江 佑樹になんのメリットがあるんだろう。 無意味なことはしたくない。