最低なあなたに



「美穂ー!美穂美穂美穂ー!」


「依理ちゃんちょっとうるさいよ?」


川上さんこと、依理と友達になってから数週間。


今日も元気な依理が、売店からものすごい顔で戻ってきた。


「いや、あのね!


さっき売店ですごい格好いい3人組がいた!」


「ふーん。


依理ちゃんはつよちゃん一筋じゃなかったっけー?」


「つ、毅先輩は…その…」


格好いい人を見るとすぐ浮かれる依理をからかってやると、顔を真っ赤にしてボソボソ言い出す。


やっぱり、依理を黙らせるにはつよちゃんを出すのが一番だ。