最低なあなたに



「いいから来い。」


「ちょっ、掴まないでよ!」


「早く。」


何をそんなに焦っているのか。


眞鍋くんを見てみると、目が忙し動き回っていた。


私を見たり、その後ろを見たり。


何を見ているのかとその目の方向へ顔を向けると、寝ている近江くんがいた。