四人の幼馴染み

『葵?』






部屋に行くと、葵は寝ていた。






『…寝顔、久々に見たなぁ。』






四人で遊ぶようになってから、
葵の部屋に二人でいることはなくなって、






『…葵。』






『…ん。…有紗?』






『…おはよう、葵。』





『…どしたの…?有紗ごめんね…。』





『…どうして葵が謝るの。あのね、久々に四人で話さない?』




『…え?』







私は葵の隣に座って、そういった。






『…ね、行こ!』






強引に引っ張って公園に行くと、もう陽葵と雫は来ていた。