『あ、戻ってたの?食べよーぜ。』






葵は当たり前のように私の箸から卵焼きを取って食べた。





『葵、彼女いるんだし、そろそろそーゆーのやめな?』




『なんだよー、有紗、堅苦しいな。』






『…葵も彼女がほかの男の子とこんなことしてたら嫌でしょ?』





『… まぁ。』







そして、お昼の時間は終わり、
午後の授業も終わった。







『有紗、帰ろ。』






『うん。陽葵は?』






『日直だって。』





『じゃあ待ってよーよ。』







そして、陽葵の日直の仕事を見ながら、雫と話していると、隣のクラスから
話し声が聞こえた。