そして、陽葵と目を合わせて、
微笑んだ。
『葵、私ね、』
『ん?』
『…葵が好きなの。会った時からずっと。』
『…え?』
『…ずっと好きだったの。それだけずっと言えなかったの。』
まっすぐ葵を見て伝えた。
伝えるときは、そう伝えるって決めてたから。
『…ごめん。俺、』
『知ってるよ。…彼女がいるんだよね。』
『…あ、うん。』
『だからね、伝えるだけでいいんだ。葵には幸せでいてもらいたいからさ。』
そう言って微笑んだ。
私の葵に対する最後の強がり。
泣きたくなかったから。
『…有紗。』
『…今日は解散ってことでいいかな?雫と話したいんだ。』
『あ、うん。』
葵と陽葵は帰っていって、雫と二人っきりになった。
微笑んだ。
『葵、私ね、』
『ん?』
『…葵が好きなの。会った時からずっと。』
『…え?』
『…ずっと好きだったの。それだけずっと言えなかったの。』
まっすぐ葵を見て伝えた。
伝えるときは、そう伝えるって決めてたから。
『…ごめん。俺、』
『知ってるよ。…彼女がいるんだよね。』
『…あ、うん。』
『だからね、伝えるだけでいいんだ。葵には幸せでいてもらいたいからさ。』
そう言って微笑んだ。
私の葵に対する最後の強がり。
泣きたくなかったから。
『…有紗。』
『…今日は解散ってことでいいかな?雫と話したいんだ。』
『あ、うん。』
葵と陽葵は帰っていって、雫と二人っきりになった。

