四人の幼馴染み

『ま、まぁ落ち着いて、』






『元はと言えば有紗が原因だろ!』







『え、』






『おい、葵、有紗のせいにすんのかよ。』





『有紗がなんでも俺に話せば、』





『いつまでもそんな関係が続くと思うなよ。…うぬぼれんな。とりあえず頭冷やそう。…雫、葵を頼んだ。』








そう言って、陽葵は私の手を引いて
私の家を出た。