『あーりさ!今日のノート見して!』
『陽葵怠けすぎ。』
『有紗、今日部活のミーティングあるって。』
『あ、じゃあ海崎にも伝えないと。ありがとう、雫。』
私は田辺有紗。
高校2年生。
一般的な高校生だと思う。
幼馴染み一人目、
皆川陽葵(ミナカワ ヒナタ)
お調子者でよくふざけるけど、
見た目はクール。
幼馴染み二人目、
楠木雫(クスノキ シズク)
優しくて頼りになる子。
私はバスケ部に所属していて、
一応部長兼キャプテン。
そして、男子バスケット部の
部長兼キャプテンの、海崎律にも
伝えなきゃいけない。
『海崎ー。あ、葵もいたんだ。』
『なんだ、有紗。俺にラブコールか?』
『何言ってんの。あのね、海崎。今日部活のミーティングあるんだって。男バスに伝えてくれる?』
『了解。ありがと、田辺。』
『あ、律!俺の有紗誘惑すんなよ!』
幼馴染み三人目、
須藤葵。
いつも私をからかってくる幼馴染み。
『もう。うるさいよ、葵。教室戻るよ。』
『ちょ、有紗!』
私は教室に戻って陽葵にノートを渡すべく、陽葵の席に向かった。

