家出計画

なんやかんやで
駅の時計を見る
AM7:20
予定が狂った…
まあいい
どうせこの後はのんびりだし
それよりまずはこの女…

「処刑するぞ!」
僕は恵実の耳元で叫ぶ
「!…」
恵実が耳を塞ぐ


そうだった
恵実はいじめられっ子だ
気丈に振る舞ってはいるけど辛いんだ

「悪かった
そんなことしない
許してくれ」

そんなこと言ってる間に
いつの間にか恵実の頬は涙でびしょびしょになっていた

「やめて…やめて…」
繰り返しか細い声で言う恵実に僕は謝ることしか出来ない

「ごめん
悪かったから…」