家出計画

「電車って乗ったことないかも」
恵実が言う
そういえば僕もそうかもしれない
「俺は乗ったことある」
瞭我が言った
「すごい!いーなー」
恵実が目を輝かせる
「いや…
お母さんの葬儀に行っただけだから」



「…ごめん」
「謝るなよ!
明るく行こうぜ」
凹む恵実を瞭我が励ました
「そうだね」
僕も前向きに考えることにした
今は計画の初めなのだから