僕、那珂野瞭我は中一男子の端くれの端くれである

父がアル中で家計が苦しくなって
母が死んで
今は親戚の家

数少ない友である凪颯から電話が来た
『一緒に家出しないか』
僕は即答する
「なるほど悪くないな…」