にじいろ からふる。



獣道を下っていると、見慣れない光景。

高いビルなんてない。ほとんどが一軒家。

ちょんまげ?着物??

前に行った映画村のような光景が広がっている。

「なんだあの服は。」

「女の子があんなに足を出してはしたない。」

口々に聞こえる言葉はあたしに対してだろう。

そんなことを考えながらあたしは、道を歩く。