にじいろ からふる。




「イテテテテ、」

目を冷ませばそこはさっき珀と会話をしていた神社の前に寝ていた。

なんだ頭でも打って気失ってただけか。立ち上がって、家に帰ろうとした。でも、何かがおかしい。

「…道がない??」

あたしが来た道は草に覆われ、帰れなくなっていた。

「他の道を探すか。」

帰るため、他に降りることができるような道を探した。

この時あたしは気づいてなかった。
この神社がどうなっていたか。