授業はまだ終わっていません                ~青春は理科室にて~

「かてーなー、先生は。」


「曲がりなりにも先生ですからね。こう見えても。」


「一見骸骨にしか見えねーけどな。」と、桃先輩はケラケラと笑っているけど、私は落ち込んで笑う気持ちにはなれなかった。


「これから返してきます。」


「えぇ、賢明な判断です……」



と、先生が私の頭をポンポンと撫でた。



「////////」



突然のことに、心臓が飛び出るかと思うほどだった。



な、なんだろうこの気持ちは!嬉しすぎなんですけど!



落ちてた気持ちが、一瞬にして天高くどこかへ行ってしまった様だ。



先生!今のは…




振り返った先生は、そのノートをじっと見て何かを考えているようにまた顎に手を当てていた。



「?」