授業はまだ終わっていません                ~青春は理科室にて~

「これから毎日いくつもりなのか?」


「そのつもりですよ?」


とは言ったが、実は明日は用事があって行けないはずだった…
だが、その用事を早く終わらせて何が何でも先生に会いに行く!


先輩に知られた以上、先輩が気がかりで仕方がないのだ。


私の知らないところで先生に会って私のいらぬ話をされても困るのだから。


だって、まだ私のことを何も知らないのに、変な情報を吹き込まれて事実無根の私像を先生の中で創られてはたまったもんじゃない!


そう思うのは、一重に先生とは長い付き合いになりそうな気がするからなんだろう…





「気を付けろよ。」


「分かってますよ!もうあんな卑怯な奴らに捕まったりしませんから。」


「それもあるけど、頻繁に空き教室に出入りしてたらいつか他の先生に理由を聞かれるぞ。上手く誤魔化せるのか?」


「うっ…」


それは考えてなかった…


「泉の場合無理だろうな~根が真面目な分誤魔化すのが下手なんだよな。」


よく言われます…


「今から何て言うか考えときます…」