授業はまだ終わっていません                ~青春は理科室にて~

「すみません、私が証言出来ればいいのですが…」



先生は本当に申し訳なさそうに肩を落とした。



「その気持ちだけで十分です。」



"先生"が証言してくれたら力強いけど、先生あくまで骸骨ですからね…



「まぁ、次は只では済ませませんよ。
悪い事をしたやつにはそれ相応の罰が下るって事を教えてやりますよ。」



鼻息荒く息巻く私に、くれぐれもケガだけはしないよう気をつけて下さいねと言葉をかけてくれる。




「それで、何か考えがあるんですか?」




「そ、それは、これから考えます。」



アハハハッっと誤魔化すように笑う私に、先生は呆れるでもなく「では、私も考えてみましょう。」と言ってくれた。



「公に動くことは出来ませんが、一緒に考えたり、相談に乗ることは出来ますから。」



「ありがとうございます。」



なんか照れるな/////


ただ、先生として言ってくれただけなんだろうけど…




この場の空気がこ蕎麦湯くて、壁掛け時計に何となく目を移すと20時になるところだった。



「もうこんな時間ですね。今日はこの辺で帰ります。」



イスから立ち上がると「気を付けて帰って下さい。」と先生もイスから腰を持ち上げた。




「そうだ…明日は用事があるので…」

来れない。と言おうとした時…

ガラガラと鍵を掛けたはずの扉が音をたて開いた。





………えっ?今…