「この指輪が欲しければ、私から力ずくで奪ってみるがいい!」
唖然とする私たちの前には、長机の上で指輪を掲げ仁王立ちするロングパーマの可愛い女の子…
靴ヒモの色は黄色…
まさかの先輩だった…
「千鶴先輩、はしたないです。机から降りて下さい。」
千鶴先輩と呼ばれた人のキャラが強すぎて、声が聞こえるまで、先輩の影に隠れて座るその人の存在に気づかなかった。
ショートボブに前髪パッツンで、どこかクレオパトラを思わせる子だった。
「にゃー子君、彼らで最後なんだから最後くらいはっちゃけちゃってもいいじゃないか~」
相も変わらずテンション高めの千鶴先輩に対して、クレオパトラさんの方はただ淡々と事務連絡するかの如く静かに流れるように話していく。
「私の名前は都子です。
最後くらいと言いますが、先輩、全員にされてますから。そんなことよりさっさと降りて下さい。それと、後で机拭いて下さい。
それではあなた方は局長に書類を提出して下さい。」
と、優雅に手を指し示したのは…
未だ机の上の千鶴先輩だった…
「局長…さん?…」
「そう!私が何を隠そう文化祭実行委員会部長、通称局長の倉持千鶴だ!気軽に局長と呼んでくれたまえ!」
代表者の名前を書いたプリントを渡しながら思う…
どう略しても局長にはならないよね…
でも略称じゃなくて通称って言ってたっけ?
そんな私の疑問が顔に出ていたのか都子さんが変わりに答えてくれる。
「文化祭実行委員会が創設された当初から、会の長は局長と呼ばれています。
私は副長の宮部都子です。以後よろしくお願い致します。
では局長、お二人に指輪を渡して下さい。」
唖然とする私たちの前には、長机の上で指輪を掲げ仁王立ちするロングパーマの可愛い女の子…
靴ヒモの色は黄色…
まさかの先輩だった…
「千鶴先輩、はしたないです。机から降りて下さい。」
千鶴先輩と呼ばれた人のキャラが強すぎて、声が聞こえるまで、先輩の影に隠れて座るその人の存在に気づかなかった。
ショートボブに前髪パッツンで、どこかクレオパトラを思わせる子だった。
「にゃー子君、彼らで最後なんだから最後くらいはっちゃけちゃってもいいじゃないか~」
相も変わらずテンション高めの千鶴先輩に対して、クレオパトラさんの方はただ淡々と事務連絡するかの如く静かに流れるように話していく。
「私の名前は都子です。
最後くらいと言いますが、先輩、全員にされてますから。そんなことよりさっさと降りて下さい。それと、後で机拭いて下さい。
それではあなた方は局長に書類を提出して下さい。」
と、優雅に手を指し示したのは…
未だ机の上の千鶴先輩だった…
「局長…さん?…」
「そう!私が何を隠そう文化祭実行委員会部長、通称局長の倉持千鶴だ!気軽に局長と呼んでくれたまえ!」
代表者の名前を書いたプリントを渡しながら思う…
どう略しても局長にはならないよね…
でも略称じゃなくて通称って言ってたっけ?
そんな私の疑問が顔に出ていたのか都子さんが変わりに答えてくれる。
「文化祭実行委員会が創設された当初から、会の長は局長と呼ばれています。
私は副長の宮部都子です。以後よろしくお願い致します。
では局長、お二人に指輪を渡して下さい。」



