授業はまだ終わっていません                ~青春は理科室にて~

「え、ええ、だから色々話してみたくて。」




「それは良いのですが、その前に一つ聞きたい事があります。」




「何ですか?」




「他の人に私の事を話しましたか?」




「いえ、話してません。と言うか、話したところで信じないと思うので話そうとも思いませんでした。これからもそれは変わりません。
それと、あれから騒ぎにはなっていないのであの先輩たちも話してないと思いますよ。それか話しても相手にされてないと思います。」




「そうですか。それを聞いて安心しました。」




「騒ぎになるのが嫌なんですか?」




「そうですね、騒ぎになる事よりもその後の事です。
どこかの調査機関に引き渡されるにしろ、廃棄処分にされるにしろ、結果ここに居られなくなるのが嫌なんです。
私にはやらなければならないことがありますから。」




「やらなければならないこと?それってなんですか?」