「陽菜乃さんが猫かぶりなんて言うからですよ?オレはただの二重人格です」

どーちがうちゅーねん!

てか、また猫かぶったし・・・

「とにかく私はあんたがいなくても大丈夫だから出てって!」

「分かりました。でも後悔しても知りませんよ?こんな完璧な執事めったにいませんよ?」

なっ!後悔なんてしないし!

「大丈夫だもん!」

私は正直自信なかったけど自身満々に答えてしまった・・・

「では、荷物をまとめてきますね」

あいつはそー言ってあっちに向かって歩いていった

”グュルルルル~”

静かなリビングで私の腹の音が響いた

・・・お腹空いたなぁ~