もう、2時間目も終わってるし、眠いわけないか……。
ということは……
結城くん、不機嫌なのでしょうか……!
いや、っていうか、明らかに不機嫌なのがこの文字からだけでも十分伝わってきます……。
何か、怒らせるようなことしちゃったでしょうか、私……。
あぁ、だめです……。
このスカスカな頭じゃ、何も思い当たりません……。
「はぁー……」
大きく吐き出した溜め息と重なるようにチャイムが鳴り、先生が教室に入ってきました……。
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