ずっと夢に見てた王子様なんて


本当は いないのかもしれないって


幼心にも そう思ってました






だから 私の世界は


止まっていたはずなのに






もしかしたら


君と出会ったあの頃には もう


鮮やかな色を放ち


また


動き始めていたのかもしれない