運命のブレスレット

翌日から私は更にヒートアップしたいじめを受け続けた。



でも、前みたいに耐えることは


この時の私にはできなかった。


大好きだった涼風、


友達だと思ってた涼風が、



私のことをそういう風に思ってたなんて…。



私は殴られたらそのまま殴られ、蹴られたら蹴られたままという風になっていった。



もぅ、抵抗する気もなくなってしまった。



家族に隠す気もなくなったので、お母さんにはすぐに怪しまれた。



『萌南、最近顔色悪いわよ。それに合気道の稽古も行ってないらしいじゃない。』



『うん。でも私は大丈夫!』



そう言っていた私にも、段々精神的にも肉体的にも限界が近づいてきた。