運命のブレスレット

それから1週間ぐらい経った日の昼休みに、私はある男の子に呼び出されて告白された。



『大谷さん、好きです。付き合ってください。』



その子は九条(くじょう)くんと言ってクラスの中でも学年全体でも人気のある子だったんだ。


でも私は断った。


だって好きでもないのに付き合うなんておかしいから。




それからゆっくり教室に帰ると、かなり焦った顔の涼風が待っていた。


『ちょっとっ!萌南さっき誰に告白されてたの?』


『え、九条くんだけど。』


『……。』


『え、涼風?』


『アンタムカつく。』


『え?』



涼風の声に驚いて顔を上げると、今まで見たことないような冷たい目をした涼風が私を睨みつけていた。