運命のブレスレット

…私は口を開いた。


「夏帆…。」


「ん?萌南どうしたの?」


「今まで…沢山のこと、夏帆に、隠してた。ごめん…。」


「…うん。なんか色々隠してるなっていうのは薄々気づいてたから。」


やっぱりそうか…。


ごめんね、夏帆。


「でも、夏帆にはもう全部言うことに決めた。」


「え?」


夏帆の顔がパッと輝いた。


「今日の放課後、予定ある?」


「ううん、ないよ。」


「じゃあ、私の家来て。」


「え、い、いいの?」


「うん、いいよ。」


もう、決めたから。


この子なら大丈夫かもって思ったから。


「嬉しい!私、萌南のお家行くの、楽しみにしとく!」


夏帆がはしゃぎながら言った。


本当にごめん…。


今まで黙ってて…。


でもちゃんと言うから。


ね?