運命のブレスレット

「大谷、モテるねぇ。」


「これが噂の大谷萌南ね。」


知りもしない人から、通りすがりに声をかけられる。


本気で気持ち悪い。


なんで私の名前と顔を知ってるの?



「大谷さん、聞いてた?」


「ひゃっ!」


いきなり肩に手を置かれたのでびっくりして後ろを振り向くと、知らない男の子が立っていた。


周りの野次馬達は相変わらずガヤガヤしながら、私達2人を遠巻きに眺めている。