「ちょっと萌南!どういうこと⁉︎」
夏帆のところに走って行くと、興奮したように聞いてきた。
「ごめんね。あの先輩がさ、私がかずくんにあげたのとそっくりのストラップをスマホに付けてて、もしかしたらかずくんかなって思ったんだけどね。なんか人違いしちゃったっぽい。」
「そっか…。そうそう、あの先輩さ、近くで見てどうだった?」
「あ、物凄く綺麗な顔してたよ。」
そう答えながら先輩の顔を思い出す。
ストラップから目を上げて初めて先輩の顔を正面から見た時…。
あまりに整いすぎた端正な顔に驚いた。
イケメンって一つの言葉で言い表せないぐらいの綺麗な顔だった。
「もういいや。過ぎたことだからしょうがないよ。また今度探す。」
「うん。」
そして教室に帰ると同時にチャイムが鳴り、授業が始まった。
夏帆のところに走って行くと、興奮したように聞いてきた。
「ごめんね。あの先輩がさ、私がかずくんにあげたのとそっくりのストラップをスマホに付けてて、もしかしたらかずくんかなって思ったんだけどね。なんか人違いしちゃったっぽい。」
「そっか…。そうそう、あの先輩さ、近くで見てどうだった?」
「あ、物凄く綺麗な顔してたよ。」
そう答えながら先輩の顔を思い出す。
ストラップから目を上げて初めて先輩の顔を正面から見た時…。
あまりに整いすぎた端正な顔に驚いた。
イケメンって一つの言葉で言い表せないぐらいの綺麗な顔だった。
「もういいや。過ぎたことだからしょうがないよ。また今度探す。」
「うん。」
そして教室に帰ると同時にチャイムが鳴り、授業が始まった。

