運命のブレスレット

「サヤ、それでいい？あ、つまり私の車で家まで送ってあげるってことだけど…。」


「あ、有難いです！」


「夏帆も乗せてあげるわ！」


「さんきゅっ！そう言われるの待ってた！」


「じゃあサヤだけ乗せよっかな！」


「嫌だぁ。」


「嘘だって。」


そんな話をしていると校門に着き、橘さんの車が見えた。


扉を開けて橘さんに用件を伝える。


「承知いたしました。どうぞお乗りください。」


「「はい。ありがとうございます！」」