運命のブレスレット

こっちおいでとすると、サヤは私の胸に飛び込んできた。


抱き締めて、よしよしと頭を撫でてあげながら私はサヤに話し始めた。


メールの文面…


趣味…


返信の遅さ…


いつもメールばかりで、話しかけようとしてもあからさまに逸らされてたこと…


取り巻きの数…


サヤとメールを始めてから、全てに感じていた違和感。


自分が過去に虐められていて、その時と似たような感覚がしたのかもしれないということも伝えた。


さすがに盗聴器つけたとまでは言ってないけどね。