運命のブレスレット

『山口さんの言ってること正しかったね〜。』


『ほんとね〜、あの子の情報だから最初は嘘だと思ったけど。あぁあ、誰かさんのせいでマジ気分最悪ぅ。』


や、山口さん?


あのすっごく大人しい手芸部の子?


なんで?


『山口さん…から聞いたの?』


『は?そうだって言ってんじゃん。まぁあの子もね、大人しく従ってくれたし。ねぇ?』


『う、嘘…』


『マジでアンタムカつくわ。消えて欲しいし。』


ドカッ


サヤのこと蹴ったのかな?


『まぁまぁ今日もたっぷり払わせたらいいんじゃん?』


『水野、お前今日も金持ってきてるだろーな?』


『はい…これあげる…からっ…うっ…やめ…て。』


『ふーん。ま、こんだけあったら足りるか。あんた達、コイツをいつもんトコへ!早く!』


『『はーい!』』


『痛っ!い…』


誰かに連行されてるんか…


えっと…


ナイトクラブ?