運命のブレスレット

かずくんがそこまで言った時、私は自分が隠れていたことも忘れてかずくんを押しのけ、司先輩に背を向けて立った。



「だから女はっていっつも先輩は仰いますけどね…。」


そこまで言ったところでくるっと振り返って叫んだ。



「女って一括りにして一緒にしてんじゃねぇよ!」


「……。」


「大体ね、私はそこら辺のイケメンやら何やらでギャーギャー言ってる人達と一緒にされたら困るんです。」


「……。」


「私はいくらイケメンがいようと、自分の好きな人にしか一切興味はないですから。分かってもらえましたか?」


「……。」


「急いでいるのでこれで失礼致します。」



私は廊下を走り始めた。



後ろで呆然としている2人を残しながら…