運命のブレスレット

やっば…


私は必死で机の下で縮こまった。


だんだんと足音が近づいて来て…


机の前で止まった。


冷や汗が出てきそう…


「ねぇ…。」


え?


顔を下げたまま、目だけを上に向けると


かずくんが私の方をを覗いていた。



あぁ、見つかった…


どうしよ…



「君さ、ここで何してたの?」


「……。」


「おいおい、こんなかに隠れてたのかよ?誰かさんは。」


かずくんの言葉で司先輩も覗き込んできた。


「君、名前は?」


「……。」


「何年生?」


「……。」


「はぁ…。」


何も答えない私に、かずくんの溜め息が聞こえる。



「チッ!だから女って嫌いなんだよ。こーやって、普段はギャーギャーうるさい癖にいざという時には黙りしやがって。」


司先輩が机を蹴りながら言う。



プチッ



頭の中で何かが切れた。



「司ぁ、またそんな…。」