運命のブレスレット

な、何で私をわざわざ…


っていうか、



私がまだ学校にいるってことがなんで分かってるの?



わけわかんない。



「そうだカズ。お前…昨日のことはどーなったんだよ⁉︎」


「あれ、萌南ちゃんにLINEして聞いても返事来なかったんだよ。」


は?


ら、ライン??


されたっけ?


それに昨日のことって何のこと?



「はー、マジかよ〜。それにしてもあの変な男って誰なんだろーな?」


「放課後に萌南ちゃんとその人が、ここを歩いてるの目撃したんでしょ?」


「あぁ。」



ゴンッ



しまったと思った時には遅かった。



衝撃で机に頭をぶつけてしまったんだ。


昨日私の隣を歩いてた変な男って…


佐野さんのことだよね?


いつの間に見られてたんだろ?



でもこの音のせいで2人の話し声が止まった。


「今なんか音がしなかったか?」


「したね。誰か近くにいるんじゃない?」


「ちょっと見てくる。」


「俺もついて行くよ。」


そう言って2人が部室から出て来る。