運命のブレスレット

ーーー次の日の朝



「あのさ、今日も部室開けといてくれる?」


昨日と同じバスケ部の男子、宮田君に頼んでみた。


「いいぜ!大谷が頼んでくるんだからなんらかの事情があるんだろ?」


そう言ってニヤッと笑った。


「いや、私だって人に頼みごとぐらいはするよ。」


「うーん、イメージないわ。大谷って何でも自分で解決してそー。」


もう!


みんながみんな揃って何よ!


私だって困ったら人に頼らなきゃなんないんだっつーの!


あんたらの中では私はウルトラウーマンか!


それから何気なく目を走らせて、水野さんの様子をチェック。


今日も取り巻きさんに囲まれて談笑している。


あー!


昨日よりも取り巻きの数が多い…。


シメたぞ!

これは収穫がありそーだな。



そう思い、私は不敵にニヤッと笑った。


それから色々考えていると、とうとう放課後になり私は昨日取り付けておいた録音機の撤収作業を行うことにした。