運命のブレスレット

ーーー放課後


「ねぇ、萌南!何する気なの?」


さっきからずっと同じ質問を繰り返してる夏帆。


「ごめんね、今日は言えない。明日の放課後に必ず言うようにするから。」


正直、夏帆に隠れて何かをするとなると胸が痛い。


夏帆になら言っても良かったけど、危険だからって言って止められたくなかった。


「そう…。」


寂しそうにそう言って教室から出て行こうとする夏帆の手を慌てて掴んだ。


「夏帆、ごめん。どうしても今は言えない。でも夏帆のことは私、1番信頼してるから。それだけは分かっといて。」


私がそう言うと、夏帆はちょっとだけ笑顔を取り戻してくれた。