運命のブレスレット

それからまた別の内容でメールのやり取りが続いて、学校では話さないけれど家ではメールをするという日々が続いた。



やり取りをしていると、学校にいる時と違って、喋りやすい子だなって思う。


ある日の晩には好きな俳優さんのことで盛り上がった。



『サヤは何が好き?』


『俳優さんとかってこと?』


『うん、食べ物とか色々。』


『私は俳優さんの、美濃省吾くんが好き!
食べ物はマカロンと苺!
憧れの人は山瀬一華ちゃん!』


『え?私も美濃くん好きだよ!爽やかでカッコいいよね!』


『まじで?萌南も⁉︎嬉しいなぁ。周りの子みんなチャラい系タイプの子多いからさ。』


『山瀬一華ちゃんって、最近雑誌に載ってる可愛い子だよね?』


『あ、いっちーのこと知ってたんだ!知らない子多いと思ってた。』


『雑誌よく買うもん。ってかいっちーって呼ばれてるんだ。』


『うん。ファンクラブの中ではそう呼ばれてるよ!』


『ファンクラブ入ってるの?』


『うん。だって私と同い年なのに、メイクも上手だし可愛いし。
憧れちゃうよ〜。』


『サヤだって十分可愛いじゃん!』