運命のブレスレット

「な、何で?」


そこまで私が言った時、ガヤガヤと人が近づいてくる音がした。


その途端、焦った顔になる水野さん。


「あ、大谷さん。ちょっと今きゅ、急用思い出しちゃった。こ、この紙にあたしの連絡先が書いてあるから、出来れば今日中に連絡してね。」


「え?」


キョトンとする私の手に連絡先を書いたメモ用紙を握らせて、水野さんは慌てて教室から出て行った。


取り敢えずメモを読んでみよ!


『水野沙耶です。

いきなりLINEはアレだから、メールからお願いします!

saya-endomame.in.waterfield@…』



読んだ後に思わずクスッと笑ってしまった。


さやえんどうって…


なんか…


可愛いじゃん。