運命のブレスレット

「ねぇ、かずくんのことなんだけど…。」


私は何日か経った日の昼休みに夏帆に話しかけた。


「ん?どうしたの?」


「かずくんがね、LINEで聞いたら水野さんのこと可愛いって…。」


「あー、だから最近萌南のテンションが低かったってことね。」


「そうなのー。」


「でもそれは…」




「ねぇ、大谷さん。ちょっといいかなぁ?」



夏帆が口を開きかけたところで声をかけられた。


よりによって今一番関わりたくない人に…


「み、水野さん?」


「あ、夏帆ちゃん!大谷さん借りるけどいい?」


「そんなの私に聞くことないでしょ?」


「じゃあ借りるねぇ!」



そういって私の腕を掴むと、ぐいぐいと引っ張って教室から連れ出した。