「あってかさ、それなら告白された時、正直にそう言えば良いんじゃない?
私にはずっと前から想い続けてる人がいて、その人だけが私の運命の人なんです、だからごめんなさいって。
ほら、それなら嘘にもならないわけだし!」



「……まぁ、うん。
私も咲希の言うとおりだとは思う。
だけどね、そんなこと言ったら、高校生にもなって、運命信じてんのかよってバカにされそうで嫌なの。
私だって、何回か言おうとは試みたんだけど、やっぱりなかなか言えなくて。」



「舞桜も少しは自覚あったんだね。
って、そりゃそうだよね。
もう何十年も前のことだし。
私もさっきは会えるかもなんて言っちゃったけど、確率にしたら相当低いもんね。
舞桜さ、せっかくモテるんだし、もう諦めて新しい恋してもいいんじゃない?」



「うん、わかってる…。
自分が夢見過ぎてるのもちゃんと理解してるから。
大丈夫だよ、咲希。
新しい恋のことも、私なりに考えてるから!」