「‥ねぇ、君もその桜、気に入ったの?」


突然、後ろから聞こえた声に私は驚いた。


「えっ、誰?」


急いで振り返ってみると、私と同じくらいの身長をした男の子が、1人でこっちを見ながら立っていた。