私はその日、自分の家族と咲希の家族と一緒に隣街の公園へお花見にいくことになっていた。
私の家では、毎年春になると、わざわざ隣街まで行き、みんなで桜を見ることが家族での欠かせない恒例行事だった。
私と咲希は、そんな春にしかいけない隣街の公園が小さい頃から大好きだった。
咲希と初めて会ったのも幼稚園の頃、その公園でだった。
そんな公園に行ける今日、2人して朝からテンションが高かった。
向かう車の中でも、私たちはすごいはしゃいでいて、あっという間に着いてしまった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…