夏の前の日


身体を適当に拭いてから
全裸でベッドへ行く。

色気も糞もない。
もう、既にそんな関係。

悪くないだろう?

「身体濡れているから冷えるね」

真夏。7月だから、室内は冷房ガンガン。
さすがに濡れっぱだと冷える、か。

「リン、お前身体拭けって。
 風邪引いちゃまずいだろ」

「どうせ汗かくじゃん」

「ほら、髪も乾かしちゃるけん。
 こっちこい」

やっぱりドライヤーが苦手。

抵抗力のないリンは風邪すらもヤバい。
もっと危機感を持ってほしいってのに
本人は全く動じない。

「大丈夫って。ユウが暖めてくれるし」

そう言って、ベッドの上に居るリンは
両手を広げて俺を誘う。

言ったら怒られるけれど
小振りの綺麗な形をした乳に
くびれたウエスト。

細くのびた脚は右足を左足にかけて
俺を待ち構えた。